新規で入店させてくれる店は、最近とても少なくなっている。殆どの場合が門前払いだ。しかし、新規開店の店だと、昼間で運が良く、従業員が組関係や警察関係で無いだろうと判断した場合のみ入店させてくれる場合も有る。店舗の開拓をしておかなければ調子が悪い場合、他に逃げる店が無い事に成る。その為、たまに開拓もしているのだ。しかし、新規の店は警戒が厳しく、俺も殆ど開拓出来ていない。

常連の店から斜め前の店に飛び込んでみた。お決まりのインターホン越しの質問から入る。「お客さん、ご来店されたことは御座いますか?」「組関係の方では有りませんよね?指有りますか?後、入れ墨御座いませんでしょうか?」「身分証明の提示お願いしておりますが、お持ちですか?」

ここまでは通例のことなので淀みなく答える。いつもと違うのはここからだ。通常、入店のために免許証の確認を行うのだが、この店ではコピーまでされてしまった。万が一、手入れが入ったら俺の情報が警察に行くではないか!現行犯でなければ捕まらない事は知っているが、情報が渡ってしまう。常習賭博で捕まってしまう可能性は無いのだろうか?常習賭博は以前に逮捕された人に適用されるものだから、恐らく大丈夫だろう。心配しても仕方の無い事だ。俺は運良く、逮捕された事は、この20年間一度も無い。

入店許可が下りて店に入ると、外見から想像していたよりも広い箱だ。これなら、ハウスとして十分営業出来るだろう。

今回も「クルーズ(インカジ専用の名)」を選択。入金額は控えめに50,000円を用意した。この店のサービスは、タバコ一箱、ソフトドリンク飲み放題、出前サービス一日に一食、スクラッチカードが6回の入店で一枚(このスクラッチは、出た数字の分だけ、現金チップを進呈してくれる)。

勝負に入る。

バカラから遊戯。入金総額の10パーセントを基本ベッド額として、感が冴えた時と、連続勝利した時はベット額を2倍に上げる戦術で勝負する。無論負けたら、基本に戻る。初回はバンカーが勝利。バンカーの勝利確率はプレーヤーのそれより若干高いので、素直にツラを狙い、バンカーへ基本ベットをする。プレーヤーナチュラル9!あらら~ 駄目だと思いきや、バンカーも9点である。引き分けで、点数は戻されて来た。

今日はなんとなく運が良いように感じてきた。増額のポイントでは無いが、いく時と判断した。

次回バンカーと感じ、1.25倍の75ドルを張った。プレーヤー絵札、バンカーA、これがブラックジャックならとても期待出来たのに、と思いながらプレーヤーの2枚目を見ると絵札!1点でも構わない、勝負は点数が僅か1点でも高ければ良いのだから。バンカーの配札を見ると『A』。これでプレイヤー絵札絵札のバンカーAA。あれまあ!ブラックジャックだったら確実にスプリットしている場面だ。

プレーヤーが3枚目を引いた。数字が書いてあるが10、これで合計0点が確定。これでバンカーの負けは無し、最悪0点に落ちても引き分けである。確率的には低いし、負け無しなので落ち着いてみていられる。バンカーの3枚目は6、合計8点だ。「こんなにでかくなる必要ないのにな!」と心でつぶやきながら、一服する。

タバコが無くなったので店員にお願いし、タバコを出して貰う。腹も空いている。中華料理専門店のメニューを見て、チンジャオロース弁当を注文。

ツラを追いかけて、バンカーに張り続ける事に。勝負内容は端折るが、合計6回の連続勝利。最後にプレーヤーで落とされたが、約390ドル勝利だ。で端数を消化。

今回は終了する。

勝負は、勝っている時に、いかに止めるかが肝心。実践としては上出来だったと思う。3回勝負で終わらせようと考えていたのだが、店のルール上それはできなかった。『短時間の、具体的には数ゲームだけの遊戯、多額の(1,000ドル以上)1度賭けは禁止します』と、看板に書いてあるのだ。結果が良ければ、問題無い事だがね。

弁当を注文しているが、勝負が終了してもまだ来ない。気まずい空気が漂っている。仕方無い、今度は10,000円をマイクロゲームに再入金した。

キャシャピラーで良いのだろうか?横文字にとても弱い俺は、読み方をちょくちょく間違えるが、ご勘弁。100ラインを選択した。に比べて、起動が遅く感じるのは俺だけだろうか?起動に10数秒掛かった。0.1ドル100ライン、合計1ドルにて勝負。中々当らない。当っても賭け金以下の戻しだ。

残金が40ドルまでストレートで落ちた時、ボーナス絵柄が3つ揃った。のボーナス当選であった。成り行きを見つめていると、ワイルド絵柄の役目をする絵柄が、帯状に2~4リールを埋め尽くしたのだ!初めて拝む光景だ。一気に700ドルを越えてしまった。昔なら、別に嬉しくも無いし、大した金額でも無かった。しかし、今の俺にとっては結構でかい金額だ!!

丁度、弁当も配達された。勝利の美酒も飲みたいが、あくまで喫茶店と言う名目だから、ランドカジノの様にアルコールの提供はされていない。

新規の店での勝負は、勝利で幕を閉じた。勝利金額は、今回だけで11万円近く勝てた。

この物語はフィクションです。あくまでも「読み物」としてお楽しみいただくためのものであり、インカジ(カジノカフェ)を奨励するものではありません。
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投稿者 eldoah