俺は完全にギャンブル依存症だ。しかし、それをマイナスに考える事は無いと思っている。確かに、生活費に手を付けてしまい借金に溺れてしまい、手足にタガを嵌められて身動きできない様に成ってしまってしまう状態では困るが、適度の刺激を楽しむ程度の依存なら、問題は無かろう。
最近、勝負しても最後に負ける展開で、最終的にバイインを溶かしてしまう事が目立ってきた。そろそろ打ち方を変更する時が来た様だ。
これから少しの間、俺が好きになれない「10%勝利即辞め方」を実践するしかなさそうである。このうち方は正直好きでは無いし、刺激も無い。オンラインカジノを楽しむ方々にとってはそんなので満足出来るのかな?と疑問を投げかけられるかも知れないが、依存症の俺にとっては、十分だ。毎日ログイン出来て、毎日博打が打てりゃそれで構わない。
果たしてどのような打ち方をするのだと思われているかも知れないが、簡単だ。
10%の勝利をしたら、即ログアウトするだけ。ゲーム種類はライブに限定しているが、別にスロットでも構わない。俺のお勧めは勝率がほぼ50%のゲームで、10%の利益が出たなら即辞めるのが良いと思っている。
早速、今日もジャンボリーにて100ドル入金。少し様子見をし、勝負所にて20ドルを一気に賭けて、お決まりの逆転敗北。負けをリカバリーする為に、更に40ドルを投入。都合60ドルの賭けをした。2度目で勝利して80ドルの戻しを貰い、これで手元にあるのは120ドルとなった。目標の10%を超える事が出来たので仕事終了としたい所だが、引き出し条件に最低入金額以上の勝負が必要と明記されている為、勝負を続行するしかない。残り条件は40ドルこれを上手く操り勝利を確実なものにしなくては成らないのだ。
焦る必要も無いので、じっくり慎重にその時を待つ。新宿のアングラなどで、実際に現場にいると、結構な確率で勝負どころが見える事が有るのだが、オンラインでの勝負では不思議と見える機会が少なく成ってしまう。何故だか理由は判らないがそうなのだ。
ひたすら待ち続け、なんとなく確信は出来ないが、見えたような気に成った時、控えめに5ドルを張り様子を見た。考えていた通り勝利できたので続行。賭け金は、増やさず5ドル固定と決めた。条件は、これで残り30ドルを使えば引き出し可能になる。
伸びる事を祈っていたが、無情にも横に流れてしまった。流れを見極める為にまた休止だ。「10%勝利即辞め」には条件が付いているとすぐに辞められないので、これから実践する場合、改良が必要に成ると考えながら、カードの出目を見極める作業を継続・・・。
ニコイチ罫線が出たところで「行くしかないと」心の叫びが聞こえたので、素直に罫線に従ってプレーヤーに5ドルを投入。すんなり勝利して、残り条件25ドルのベット迄漕ぎ着けた。残高は、125ドル。もう少し耐えれば引き出し条件もクリアして、10%勝利も確実に出来る圏内にたどり着いた。
ここで悪い心の声が俺をバカにする。どうせ負けは無いのだから一気に25ドルを勝負目で賭ければ、引き出し条件も勝利も同時に手に入るではないか!外れても負けは無いのだから潔く今日は辞めれば良いでは無いか!プレーヤーに張れる展開を待って、20分ほど経った時だろうか、行くしかないと心に決めて、25ドルをプレーヤーに投入。運命をこの一手にすべて賭ける事にした。
勝負を見る勇気が無い俺は、ウーロン茶を取りに台所へ氷を入れてウーロン茶を注ぎ、自室に戻り残高を確認すると・・・・150ドルの残高が目に飛び込んできた。
今日の仕事は、完全に終了だ。ウーロン茶を飲みながら引き出し申請を済ませて、美酒成らぬ美ウーロンを飲み就寝する事にした。
この物語はフィクションです。あくまでも「読み物」としてお楽しみいただくためのものであり、インカジ(カジノカフェ)を奨励するものではありません。
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